前回までで、まずは貯金をしていく仕組みを作れました。
毎月どれくらい貯金に回せましたか?
収入の2割を貯金に回せなかったという方は、ぜひ参考にして下さい。
今回は、『ステップ④ 格安スマホで節約』について解説したいと思います。
毎月の通信費はいくらですか?
通信費の平均は、単身世帯で月14000円以下、2人世帯で月9000円以下ですが、3人以上の世帯になると月2万円以上になっています。
お子さんがスマホを持つと、使用頻度が多い傾向があるので、2万円以上4万円近く支払っている世帯もあります。
食費と同じくらいの金額が、かかっているという方も。
まずは、現在の契約プランが適しているのかを診断することです。
特にデータ利用量が少ない人は、低通信量の格安プランに乗り換えましょう。
使っていない有料アプリはありませんか?
請求書は請求額だけでなく、明細(内容)をきちんと確認しましょう。
格安スマホへの切り替えを検討してみませんか?
テレビCMでもよく目にする、格安スマホ。
どんなものかあまり詳しく分からない方のために、まずはなぜ格安スマホは安くなるのかについて解説したいと思います。
スマホの料金は、1.通話料+2.通信料+3.オプション料金(保証料やアプリ)+4.端末代金の4つからなっています。
1.通信料&2.通信料
docomoやSoftbank、auの大手キャリアでは、自社で通信回線を持っています。
この通信回線を作るためには、初期投資に加えメンテナンスなどの維持費が莫大にかかっています。
そのため通信設備にかかるコスト分、月額の料金が高くなってしまいます。
平均5000~7000円で、端末代を含め月額1万円の支払いをしている方が多いのではないでしょうか。
一方格安スマホは、自社で回線を持っていません。大手キャリアの通信回線をレンタルしています。
そのため、初期投資や維持費がかからない分、料金に反映されて安くなります。
4.端末代
大手キャリアでは、最新で高機能な端末を購入することができます。
しかしかなり高額なものが多く、6万円・7万円する端末も多いです。
分割で支払っていけば、その分月額に上乗せされるの必然と毎月の支払いが多くなります。
格安スマホは、まず端末代が安いです。
2万円3万円台の端末が多いので、大手キャリアに比べたら半額以下で購入することができます。
これが、格安スマホが安くなる理由です。
格安SIMへの乗り換え
それでは、もうひとつレベルアップ
格安SIMについて、解説していきます。
格安SIMとはSIMカードのことです。
みなさんお持ちのスマホの本体には、SIMカードというものが挿入されています。
そこには、契約情報を管理するカードのようなものですね。
このSIMカードが入っていなければ、通話も通信もできません。
ということは、簡単に言うと端末代以外の料金は、このSIMカードに支払っているということですね。
大手キャリアのスマホには、他社発行のSIMカードを自社のスマホで使えないように制限をかけるSIMロックがかかっています。
(※一定の条件を満たせばSIMロックを解除することもできます。)
格安SIMを利用する場合は、ロックのかかっていないSIMフリーのスマホを使います。
利用するSIMカードに合った端末を用意する必要があります。
最近よくテレビでも見かける、LINEモバイルやnuroモバイルは格安SIMを販売している会社ですね。
(端末の購入もできます)
格安スマホ・格安SIM一覧
とにかく取り扱う会社が多い!
主な7社をリンク貼っておきます。
BIGLOBE mobil
docomo回線とau回線を利用可能
YouTubeなどの動画が見放題になる『エンタメフリー・オプション』などがある
半年間0円+初期費用全額ポイント還元+エンタメフリーオプション最大6ヵ月無料のキャンペーン中
楽天モバイル
docomo回線を利用することができる
月額2,980円で完全データ使い放題の格安プランがあり、国内通話かけ放題も含まれる
楽天ポイントで支払いすることができる
UQモバイル
データ容量によって、料金プランがある
家族割の基本割引が1回線540円
au回線を利用することができ、auスマホがそのまま使うことができる
通信速度が速くて、料金が安い
Y!mobile
softbankのサブブランドで、自社回線をしようしているので、お昼時や夕方など混み合う時間帯でも大手キャリアほどの通信速度が可能
国内無料通話のオプションが基本料金に含まれる
LINE モバイル
docomo、softbankの回線を利用することができる
現在使用いているiPhoneに、SIMカードを差し替えるだけで切り替えられる
月々500円~安値で利用することができる
LINE、Twitter、Facebook、Instagramの4大SNSを利用した際のデータ量がカウントされないプランがある
OCNモバイルONE
docomo回線を利用することができ、回線速度が速い
データの基本容量が余ったら、翌月末まで繰り越し可能
全国80,000か所以上の無料Wi-Fiスポットがある
nuro モバイル
docomo、au、softbankの3社に対応している
最安300円から使えて、今のスマホをそのまま使うことができる
※上記内容は2020年4月現在です。お得なプランやキャンペーンは公式サイトをご覧ください
注意点
格安スマホでは、通信量や通信速度、無料通話などの制限があります。
実は、『通信速度が遅すぎた』『今の機種では使えなかった』『切り替えるのに数日かかり、スマホが使えない日があった』など、失敗談も目にすることがあります。気になるプランがあったら必ず下調べして下さい。
2019年9月から、大手キャリアなどの2年縛りというものがなくなりました。
いつ契約を解除しても1000円の違約金で済むようになったので、格安スマホや格安SIMへ乗り換えしやすくなりました。
まずは1か月のデータ通信量や通話時間など現状を把握してから、ご自身にあった会社を探してみましょう。また、格安スマホへの切り替え検討されるなら、あわせてインターネットのプロバイダーも見直してみましょう。
自宅にいる時は、Wi-Fiを利用すれば通信量も気にならないですし、快適に高速通信できます。
条件があえば月数千円からの節約につながります。
一度見直し、検討してみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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