ファイナンシャルプランナーとしてのインプット作業のため、本屋さんでいろいろな書籍を買います。
家計簿のつけかた、クレジットカードの比較、貯金、投資、老後資金、相続などたくさんの種類の『お金』に関する本が出版されています。
本を選んでいるときも、ちいさなお子さん連れのお母さんから大学生くらいの人、スーツのお父さんなどいろんな人が、お金に関する本を手にとっていました。
誰もがお金には関心があることですし、周りに相談しにくいことも多かったりしますよね。
忙しいお母さんにかわって、「お金に関すること』をしっかり勉強して、お伝えしていきたいと思います。
今回は、お金を増やすためにすることを、まとめてみたいと思います。
お金を増やすためのステップ
お金を増やしていく、貯金をするなどの方法はたくさんあります。
それぞれ効果的なのですが効率よくするために、順序だててみました。
ステップ1
家計簿をつける
ステップ2
ネット銀行に貯蓄用口座を作る
ステップ3
貯金のゴールを決める
ステップ4
格安スマホで節約
ステップ5
クレジットカードの見直し
ステップ6
投資信託の口座を開く
ステップ7
iDeCoの加入を検討する
これらをステップごとに、方法とポイントなどを解説していきたいと思います。
お金の流れを知ることが第一歩
Step①の目的は、お金の流れを知る、現状を把握することです。
毎月やりくりしているのに、なかなか貯金ができない。赤字になる。
実は、安いから・あったら便利かも・買い物ついでになど、『ついで買い』『言い訳買い』などが多いかもしれません。
家計を見える化することで、無駄な支払いや買い物を発見することができます。
まずは固定費などを含めてすべてのお金の流れを把握しましょう。
ステップ① 家計簿をつける
家計簿をつけることで、お金の流れや全体のバランスを把握できることはもちろん、家計管理や節約の意識を高めることができます。
一番身近な方法は手書きの家計簿です。
当ブログで家計簿のつけ方やコツを、紹介しています。
こちらを参考にして下さい。
今回は、家計簿アプリについて紹介したいと思います。
手書きの家計簿にチャレンジしたけど長続きしなかった方や、つけ方が分からない方などにもおススメです。
スマホ家計簿アプリは、銀行やクレジットカードなどと連携できるので、最初の設定さえしてしまえば簡単にお金の流れを把握することができます。
ユーザーの多い〈Money Foward Me〉〈Zaim〉〈Moneytree〉の特徴について調べました。
〈Money Foward Me〉
家計簿アプリの中では、利用者ナンバーワンと言われてる人気のアプリです。
特徴①
対応金融機関の数がNo.1
大手家計簿アプリは、銀行やクレジットカードとの連携ができますが、こちらは業界トップの対応数があります。
さらに携帯会社やポイント、電子マネー、Amzonや楽天などの金融機関以外にも対応しています。
特徴②
キャッシュレス決済にすると、入出金履歴の内容から支出項目を自動で割り振り、家計簿を作成してくれます。
ただし、現金を使った時は手入力が必要です。
(有料会員はレシートをスマホ撮影で自動読み取りできます)
特徴③
アカウント内のデータは、無料会員ならば1年間、有料会員なら無制限で保存されますので、年間を通して節約や貯蓄目標を立てている方には、便利です。
特徴④
過去の収支をグラフ化してくれるので、全体を把握しやすいです。
それに加え、性別や年齢、家族構成などから、自分に似た世帯の平均的な予算を教えてくれます。
初めて家計管理にチャレンジする方は、予算立ても難しいと思うので、便利な機能です。
特徴⑤
入出金やカードの支払いをメールで知らせてくれます。
~おススメの方~
家計状況の把握だけでなく、しっかり改善したい。
理想の家計と比べ、予算や節約目標を金額やグラフで教えてくれるので、理解しやすく結果につながる。
〈Zaim〉
ダウンロード数800万以上と利用者が多い、人気のアプリです。
特徴①
レシートをスマホのカメラで撮影すると、内容が自動で入力される。
手入力の手間が省けるのは、最大のポイントですね。
レシートの内容から、お店のカテゴリも自動補完してくれます。
特徴②
約1500もの金融機関と連携できる。
こちらもMoney Foward Meと同じく、銀行やクレジットカードの他、証券会社や電子マネー。Amzonなどのショッピングサイトなどとも連携されています。
特徴③
複数のデバイスで共有可能なので、1つのアカウントで夫婦・家族が収支を記録すると、世帯全体の管理ができます。
夫婦共働き世帯など、お財布が2つになっている方は、なんとなく不透明になってしまっているお金の流れを見える化できますね。
特徴④
住んでいる地域や世帯構成、家計簿の記録から、自分がもらえる可能性のある給付金や手当、控除を割り出してくれる。
特徴⑤
予算に対しての支出がグラフ化されるので、使い過ぎなども確認しやすい。
支出項目に関しても、自由に追加可能で、固定費などは一度設定すれば自動入力される。
~おススメの方~
キャッシュレス決済よりも、現金支払いが多い。
仕分け項目も豊富にあるので、自分仕様にカスタマイズできる。
手入力の手間があるが、きっちり管理したい。
〈Moneytree〉
無料の機能が充実した一生使えるアプリ
特徴①
2700以上の金融サービスとの連携ができ、取引履歴は無料で制限なし『一生通帳』で、自分の資産を確認できます。
特徴②
精度9割を実現した人工知能(AI)による自動判別機能。
クレジットカードの明細も自動で明細情報を取得し、判別から項目分けまでしてくれる。
特徴③
業界最高レベルの安全性です。
個人の資産情報を管理するのでセキュリティーに不安があると心配ですよね。
日本プライバシー認証機構「TRUSTe」を国内ファイナンス業界初取得。
金融業界の安全対策基準FISCクリアの「Amzon Web Services」を採用。
特徴④
無料版でも制限なしで使えます。
家計簿アプリは、無料版の場合は機能制限がつきます。
しかも、無料版でも広告が表示されません。
~おススメの方~
キャッシュレス決済で、家計簿アプリにお金をかけたくない。
無料だと分析機能が弱めなので、日々の収支状況や残高を簡単に確認したい。
証券口座も連携できるので、自分の全財産・資産状況を把握したい。
家計簿アプリの種類は、ほとんどが無料・有料版とあります。
利用できる機能を確認して、ご自身にあったものを探してください。
まずは無料版で試してみるのもいいですね。
簡単で続けやすい、自分の生活スタイルや目的に合ったアプリを利用して、しっかりと家計管理しましょう。
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