生命保険の見直しのタイミングとポイント

管理と見直し

家計の見直しのポイントとなる【固定費】のひとつの、保険料。
月々の支払はそこまでの負担ではなくても、支払総額にすればとても大きな買い物になります。
今回は見直しのタイミングやポイントとあわせて、注意点も紹介したいと思います。


保険見直しのタイミング

〈結婚・出産〉
独身の時は契約内容も自分のためだけであって、保険料も経済的に余裕があれば、それほど気にしてなかったかもしれません。
しかし結婚したら経済状況も変わってきます。夫婦共働きなのか、子供が産まれたらパートになるのか、専業主婦になるのか。それも給与所得と個人事業者世帯でも、考えは変わってきます。
しっかりとした将来設計をたてるには、いちばんいいタイミングになるかと思います。

〈子供の進学〉
子供が中学・高等学校へ進学するころ、当初に考えていたライフプラン・それに基づいて契約した保険も10年以上経過しています。
子供の進学が公立か私立かで変わってきますし、世帯の収入状況も変わってきているかもしれません。
教育費が大きくなっていくこの時期に、見直しをしてもいいかと思います。

〈子供の独立〉
子供が独立してご夫婦だけになった時、次は自分たちの老後資金が必要になります。
世帯主のリタイアを迎えるまでの期間が、最後の見直しのタイミングです。
また健康状態に問題があると、見直しもできなくなる可能性もでてきます。
公的年金などをしっかり確認して、検討する必要があります。

もちろん思い立ったが吉日ですが、このようなタイミングも参考にしていただければと思います。




見直しのポイント

契約した保険料が払えないなど経済的に厳しい場合は、タイミングというより早急に見直さなければいけません。ただ保険料を安くしても、保障の足りない保険になってしまわないように注意して下さい。

そして保険の種類によっても注意が必要です。

〈終身保険
この保険は、ほとんどが死亡保障と貯蓄を組み合わせた保険になります。そのため途中解約になると、支払った保険料の総額よりも解約返戻金のほうが少なくなることがあります。

〈養老保険・学資保険・個人年金保険〉
貯蓄目的の保険になりますので、終身保険と同様に解約返戻金のほうが少なくなることがあります。

このように貯蓄性のある保険に関しては、支払った期間が長いほど資産としても大きくなりますので、安易な解約はせずにしっかり検討してみて下さい。

終身医療保険
時代にあわせてどんどん新しい内容のものが出てきています。
現在契約している保険の対象になる疾患や通院・入院日数、該当する手術と保障額などを比較して、保険料の負担などを見直し必要ならば契約を変更して下さい。

現在加入している保険内容の保障を、一覧表にしてみましょう。
必要以上の保障になっていないか、足りていない部分はないか、自分たちの希望する内容をピックアップすると見直しのポイントが明確になります。


生命保険料控除にも注意を

確定申告の際、支払った保険料の一定額を所得から控除され、所得税と住民税が軽減される制度です。一般用・介護医療用・個人年金用の3種類があり、控除される控除額は合わせて12万円が上限になります。
2020年から所得税も税制改正されたので、所得税負担の増える世帯もあるかと思います。
見直しを実行する場合は注意をして下さい。

ライフステージにあわせて、保険を定期的に見直すことは必要です。
しかし払込期間が長い保険・貯蓄性のある保険は、払い込みを下回り損をしてしまうこともありますので、簡単に解約できません。保障内容をしっかり検討の上、契約してください。

生命保険については、毎日考えることでもありませんし、内容を細かく覚えている方も少ないのではないでしょうか。ですのでいざ必要となったときに、しっかりカバーできる保険なのかを、定期的に確認しましょう。


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